知っているようで意外と知らない!?おカネのハナシ

20代から30代前半女子向けにざっくりとおカネのことをおハナシするよ(^◇^)

【会社員のミカタ!】 社会保険③ 雇用保険(求職者向け)

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社会保険はいろいろあるよ

kakoです。

 

じつは手厚い社会保険 第3回(^◇^)

今回は雇用保険だよ。

 

キミがよく知っているのは、会社を辞めたらもらえるおカネかな?
それ以外にも助かるおカネはたくさんあるよ。
 
調べたら、ざっくりでも長くなりそうなので「お仕事を探してる人(求職者向け)」と「お仕事をしてる人(労働者向け)」に分けるね。
 
労働保険に加入している職種ごとに手当の名前が変わる場合があるよ。
今回はフルタイムの会社員用の手当名称にするね。
同じような手当なんだけど、高齢者用とか短時間勤務用(アルバイトさん・パートさん)で名称が変わる場合があるよ。

全部の紹介はキビシイので、良く使いそうなのを教えるね。
 

求職者向け ざっくりポイント

有名な「失業手当」が「基本手当(失業給付)」に名前が変わったよ。

いろいろおトクな手当があるので、仕事を辞めたらもっとくわしく調べてみてね。

 

雇用保険 求職者向け
雇用の安定や促進を目的として作られた公的な保険制度だよ。
 

基本手当(失業給付)


前は「失業手当」という名前だったよ。
仕事を探しているときに一定期間もらえるおカネだよ。
会社都合と自己都合でおカネをもらえるまでの待機期間がちがうんだ。

 
会社都合→会社から「この会社、辞めて」と言われたときは1か月後からもらえるよ。
自己都合→自分から「この会社、辞めます」と言ったときは3か月後からもらえるよ。
 
もらうための条件
雇用保険に入っていた期間が合計1年以上。
・すぐにでも働く意思があること。
 
だから、病気やケガ、出産などですぐに働けないことが分かっているときはもらえないし、新卒で1年以内に退職しちゃって、第二新卒をねらっているときももらえないよ。
 

技能就職手当

ハローワークでは仕事をしたい人向けに就職に役立つ公共職業訓練をやっているよ。
その訓練を受けた人が補助的にもらえるおカネだよ。

 

パソコン・簿記・営業・販売・医療事務・ITなどいろいろあるよ。

就職に有利になるように、キミが身に着けたいスキルを勉強してみてね。

だいたい3ヵ月~1年の受講になるよ。

 


寄宿手当

こちらはファミリー向け。
公共職業訓練を受けるために、同居している家族と別居することになったときに補助的にもらえるおカネだよ。

ただし、条件は「受講者によって生計を維持している親族」だよ。
つまり、キミが実家暮らしの場合でキミのお父さん・お母さんのおカネで生活しているとすれば、この手当をもらうのはキビシイかもね。
 

傷病手当

病気やケガが原因で求職活動ができない場合にもらえるおカネだよ。

 
もらうための条件
・基本手当(失業給付)の受給資格を持ってる人。
ハローワークで求職の申し込みをしたあと、病気やケガで職業に就くことが15日以上できない場合。
 
健康保険の「傷病手当金」とは同じような名前で別の制度。
「金」が付くか、付かないか。わかりにくい(>△<)
 

再就職手当

「早く」「安定した職業」への再就職が決まったり、自分で会社を立ち上げたりしたときにもらえるおカネ。


自己都合の場合は、だいたい2か月くらいで次が決まるともらえるよ。
会社都合の場合は、だいたい2~3週間くらいかな。ちょっとキビシイね・・・。
でも、会社都合のときは1か月後から基本手当がもらえるよ。
 

移送費

ハローワークの紹介で決まった会社に勤務するために引越しが必要になった場合に引越し費用を補助してもらえるおカネだよ。

 


広域求職活動費

ハローワークの紹介で遠方の会社に就職活動を行い、交通費や宿泊費がかかった場合に補助してもらえるおカネだよ。

 


 
どうだったかな?
意外なところでもらえるおカネが多くてビックリしなかった?
会社を辞めるか悩んでいるんだったら参考にしてみてね。

おカネがないからって急いでブラック企業に就職しないようにね。
キミの生活を守るために国は保険を用意してくれているんだから。
 
今回はここまで。
では、またね(^◇^)ノ